白磁面取ひさご花入
横15 × 奥行15 × 高さ25 cm
「ひさご」とは「ひょうたん」のことで、そのデザインは古くから縁起物として用いられ親しまれています。おめでたい日や、お正月などの場面で使用いただけるようデザインしました。端正なフォルムが和久井窯ならではの半透明で淡く様々な風合いを醸し出す表情。松やセンリョウを飾り、日本の伝統的な文化を感じながら繊細で気品が漂う造形です。
青白磁櫻花文四方瓶
横20 × 奥行20 × 高さ41 cm
枝垂れ桜が放つリアルな美しさをご覧いただきたいと、生きた桜の様々な場面を何度もデッサンしました。流れるような姿を表現するため、存在感のある四方瓶に。立体的に描かれた桜は、一つひとつ彫刻刀などで細部まで丁寧に仕上げられ、それぞれの表情に注目。瓶の奥行や存在感から、生み出された桜が実際にそこに存在するかのようです。ほんのり青い濃淡が、枝垂桜が咲き誇る日本の春を物語ってくれます。
青白彩磁藤文菱形瓶
横28 × 奥行19 × 高さ45 cm
日本最古の花木 藤をスタイリッシュでシャープな菱形瓶で表現しました。たくさんの花序の表情が立体的に、一つひとつ丁寧に描かれております。初夏の風に揺らぐ優しい藤の姿を想像し、心地よい作品です。
彩磁赤まんま四方瓶
横15 × 奥行15 × 高さ38 ㎝
身近な自然にひっそりと咲き誇る赤まんま。自然界の生き物や子どもたちにも好まれる、愛らしい姿が表現された作品です。
実は和久井 修が大学時代に暮らしていた、嵐山にある同じ名前の喫茶店が創作のモチーフになったという秘話も。その喫茶店は女性的な雰囲気があり、興味を持ちながらもなかなか入れずにいたとか。その憧れから描き生み出された四方瓶には、美しさや気品の奥に、懐かしさが醸しだされています。
象嵌彩磁暈繝朝顔文八角陶筥
横36.5 × 奥行36.5 × 高さ12 ㎝
ろくろで蓋と身の部分の2つを形造った後、穏やかなフォルムを想像しながら八角に削り出し、合わせました。色のグラデーションは、掘り描いた部分に色付けした粘土を埋め込む、「象嵌」という技法で表現したもの。真っ白な余白部分にも、伸び伸びと咲く朝顔の息遣いを感じながら、筥を開ける楽しみ。自身の大切な人生や夢をお入れください。
彩磁胡蝶蘭文壺
横36.5 × 奥行36.5 × 高さ30.5 ㎝
蘭の花が持つ美しさや力強さを表現するために造形した壺。ほほえみ語りかけるような胡蝶蘭の姿は、立体的で一つひとつ異なる表情を持ちます。シリーズに、壺や鉢、組皿、マグカップなどもあります。優雅で華やかな彩磁が、人々の心を魅了してくれます。
青白磁暈繝雪華文六角陶筥
横27.5 × 奥行29.5 × 高さ14 cm
ろくろで蓋と身の部分の2つを形造った後、穏やかなフォルムを想像しながら六角に削り出し、合わせました。色のグラデーションは、掘り描いた部分に色付けした粘土を埋め込む、「象嵌」という技法で表現したもの。少しずつ変化させグラデーションで描かれた結晶から、可憐に舞う雪を想像し、雪のはかなさや豊かさを感じさせてくれます。